月山山麓農場

漢方(薬用植物)

これまでの生産・加工・販売をしてきた農作物に加え、新事業として漢方の生薬栽培に取り組んでいます。
国内の生薬の産地は、奈良、和歌山、富山、北海道などが挙げられます。
生薬の供給のほとんどを海外に依存していることや価格の高騰などもあり、国内産のニーズが見込めることから、平成24年度より事業化を目指した試験栽培がスタートしました。

生薬栽培

産学連携で試験栽培がスタート

試験栽培においては、庄内地域産業振興センターのコーディネイトで、慶応先端研及び山形大学農学部との共同研究が実現。慶応先端研のメタボローム解析により、他産地の生薬との有効成分を比較したり、自生する植物の有用性を探りながら、鶴岡市の標高600mに位置する栽培ほ場に適した生薬の選定を進めているところです。
生薬栽培

庄内を生薬の一大産地へ  6次産業化の可能性。

バイオ研究という地元で展開されている先端技術と地域の大学の専門分野とが連携することで、今後の生薬栽培の方向性がより明確になりました。将来的には、庄内地方を国内の生薬の一大産地にし、生産・加工・販売による6次産業の可能性を広げ、人材の活用を行いながら地域農業の再生にもつなげていきたいと考えています。
生薬栽培
生薬栽培
生薬栽培
生薬栽培

主な栽培品目(試験栽培も含む)

  • シャクヤク
  • トウキ
  • ホソバオケラ
  • ヤクモソウ
  • オトギリソウ
  • ミシマサイコ
  • ムラサキ
  • ヨモギ
  • アマチャ
  • オタネニンジン
  • ウラルカンゾウ
  • ツルナ
  • フキタンポポ

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